本日は、京都市左京区静市市原町にある(株)川島織物セルコン織物文化館へ訪れての講義です。
まずは別室で織物の歴史や会社の説明・歴史等を詳しく学びました。
普段ショールーム等ではなかなか知ることができない貴重なお話です。受講生は、織物の知識をしっかりと身に付けようと、メモを片手に熱心に聞いていました。
その後、「文化館」に移りました。ここには、江戸時代や明治時代に海外で開催された博覧会に出展した織物やデザイン画(下図)、会場の模型など、織物の歴史を象徴した貴重な品物が、多数展示されています。それぞれの展示物について、丁寧な説明を受けました。
次の「工芸棟」では、緞帳などを織る世界最大級(24m!)の綴大機(つづれおおばた)と呼ばれる織機に、何人も職人が横一列に並んで作業している現場を見ることができました。
実際に、帯や舞台幕などを手織りしている作業現場を間近で見ることができました。受講生は、説明を聞きながら覗き込むように見学していました。初めて見る織物の現場は、驚きと発見がありました。
最後に訪れた「生産棟」では、カーテンをつくる工程を見ることができました。原糸を染色用のボビンに巻き取るところから、染色、整経、製織、生機検査まで、全工程を見学することができました。
今回の見学では、織物が仕上るまでの工程を体験して学ぶことができ、教科書や教室で学ぶより、実際の仕事に役立つ知識として身についたのではないでしょうか。
一般の見学の場合は、工場に入ることすらできませんが、特別に“勉強のために”見学させていただくことができました。
今回の見学に際し、(株)川島織物セルコン近藤様に大変ご尽力いただきました。誌面をかりてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 |