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2005 SDゼミ「家具をつくる」講義レポート
2月16日から隔週で行われた、2005SDゼミ「家具をつくる」は、6月1日をもって全7回の講義を終了しました。家具図面の書き方から始まり、慣れない工具を使いながら、ミニチュア椅子を完成させました。
最終日には、岡田先生が実際に描かれた図面を囲んで、家具や仕事についても話し合いました。

岡田 光司先生
家具デザイナー
有限会社isDesign代表

京都産業大学経済学部卒業/1992年北海道立旭川高等技術専門学校木工科卒業
北海道、神戸に工房を移転後、2002年(有)isDesign設立。
2005年芦屋にショールームをオープン。
現在は、家具デザインだけでなくリフォーム提案など幅広く活躍中。

○主な受賞歴○
北の生活産業デザインコンペ 1994年銅賞・1995年金賞
1996年札幌芸術の森クラフト全国公募展'96入選
暮らしの中の木の椅子展 1998年優秀賞受賞 2000年入選

1回目
家具の製作過程など基本的な講義の後、家具図面(三面図/5分の1縮尺)を作成するために、レッド・アンド・ブルーチェアの実物を用い実測します。
 
実物を見ながら製作過程を学ぶ メジャーを使い、各々に実測する 実測の後、三面図の作成に移る
 
実物を見ながら製作過程を学ぶ
 
メジャーを使い、各々に実測する
 
実測の後、三面図の作成に移る
 

2回目
前半は、タボの位置を確認するために部材図を作成します。
後半は、木工作業に必要な道具と木材の説明の後、本実習に入る前に木材を切る練習をします。
 
プロが使う道具 木材の端から5mmを切る練習
プロが使う道具
木材の端から5mmを切る練習

3〜6回目
実習で使用する木材を各自で切り出します。
次に、ダボをボール盤で開けます。
部材が揃ったら、組み立てを行い、ほぼ完成です。
 
部材は、直接部材図に当てて切る
部材は、直接部材図に当てて切る ボール盤を使ってタボを開ける 左右で穴をあける向きに注意 組み立て作業

7回目
水彩ペンキを使って、着色し完成です。

細筆を使って塗る
細筆を使って塗る

背もたれの大きな面はハケで
背もたれの大きな面はハケで
塗っては乾かしの作業を繰り返す
塗っては乾かしの作業を繰り返す

8回目
最後の仕上げを行い、完成です。

生徒作品 生徒作品 生徒作品
  ※受講生作品  


受講生アンケートより(一部抜粋)
初めての経験だったので、制作過程で椅子の構造とスケール感がよくわかりました。レッドアンドブルーチェアは単純な部材の組み合わせだが、本当に良く考えられたデザインだと改めて感動しました。
(33歳男性・企画)
「どうしてその道具で削れるのか知らないで、ただ削ると道具に使われてしまう。どうしてか知っているとうまく使える、早く使える、削れなくなっても入手できる」と教えていただいたことや、実際に先生が作業をされているところを見れたことが大変勉強になりました。
(34歳男性・設計)
いざ椅子をつくるとなると、デザイン・強度・座り心地などを考慮しなければならないことを、1/5の模型をつくることで確認することができ、良かったです。
(26歳男性・製造)
仕事上、名作椅子を目にする機会は多いのですが、一見簡単なように思えるリートフェルトの水平・垂直の椅子の構成を理解して部材を切り出して作成するのには思ったより時間がかかりました。椅子が小さな建築に思えた気がする。
(34歳男性・設計)

スクールからのお知らせ・・・

2007年1月より第3弾「SDゼミ〜ミニチュア家具を作る〜」が始まります。今回は、ボーエ・モーエンセンの名作家具のミニチュアを製作する予定です。詳細はSDコースのページをご参照ください。


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