| 場所の決定 |
| 店を作る場合、最初にどのような店にしたいか条件を明確にします。それに合わせて情報を集め、多いときで200近い物件を見に行きます。実際に足を運んでみると「流行るにおい」のする物件というのが見つかります。これは、<第六感>に頼るしかないですね。逆にいくら家賃や立地条件が良くても「流行るにおい」のしない物件には店を出したいとは思いません。 |
| プレゼンテーション |
つい先日出店の決まった三休橋筋にある「大中証券ビル」は、非常に魅力的な物件だったため某有名ブランドをはじめ、多くの出店希望者(企業)が来ていました。最終的には、私の店が出店することになったのですが、私がどのようにして錚々たる候補者の中から選ばれたのか、そのポイントをお話いたします。
私がプレゼンテーションをする時は、常に建物の持ち主が「何をすれば喜ぶか」ということを第一に考えるようにしています。今回の「大中証券ビル」でしたら、東京駅を建てた「辰野・片岡建築事務所」が造った赤レンガのきれいな建物です。ビルのオーナー側としては、その建物を活かしたいと思っているはず。料理に関しては譲れませんが、建物についてや周辺店舗との関わりについては、できる限り相手の意向を汲むように考えています。 |
| 業者・デザイナーとの関わり |
出店が決まったら、いよいよ「デザイナー」の出番です。店のオーナーが何のためにデザイナーに依頼をするかというと、もやもやと考えているイメージを具体化してもらうのが一番の目的です。そのイメージを膨らませるために、常に流行っているお店へ足を運んだり、海外の雑誌などでアンテナを広げるようにしています。
いくら新進気鋭のデザイナーでも、モラルと採算を無視した考え方はオーナーとして困ります。経営者は1日の売上を上げるために客単価がいくらで座席数がどれだけ必要かという計算を常にしていますから。
場所の契約が決まると、その時点から家賃が発生するのがほとんどですので、オープンまでの期間はできる限り短くしたいのがオーナーの本音です。オープン前の立入り検査ですぐにOKをもらえるようにあらゆる基準を満たし、かつ納得のいくデザインをオーナー側は期待しています。 |
| オープン後のフォローについて |
| 店舗というのは、オープンしてからが勝負です。レストランですので、味のチェックやメニューの改善は言うまでもありませんが、店舗のチェックもまめにし、常に良い状態で経営できるように勤めています。 |