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homeksjkは阪神・淡路大震災をきっかけに設立した有志団体だ。
場所も芦屋ということで周りで壊れゆく建物を目の当たりにしたのだろう。
その代表が気のいいオヤジである。
丈夫な家をつくるということで太く大きな無垢材を柱・梁に使用している。
床材も38mmの厚さの無垢材なのだが、これまた気持ちいいのだ。
間仕切りがない空間にエアコンが1台という我が家に対して人は「寒くない?」「暑くない?」と季節ごとに問いかけてくる。
そのたびに私たちは「全然。快適やで」と答える。
確かに夏は2階一面に光が差し込み暑い。
でも木の調湿効果のおかげでジメジメとした感じがなく過ごしやすい。
主人は「夏を楽しむ」とスローガンをかかげ冷房をいれず窓を全開にして過ごしている。
冬は暖房を入れて一度あたためると、断熱効果により、暖房を切ってもポカポカなのだ。
私たちは家では裸足でいることが多い。靴下を履いていては感じられない木の心地よさがあるからだ。
友人などが遊びに来てもすぐに寝転んでしまう。本能で木の心地よさが分かっているのだろう。
実際に住んでいると「木は生きている」と感じることがある。
柱に使っている松からはヤニが出てくるし、しきつめた床材にはスキマが生じる。
決して良い事とは言えないかもしれない。ヤニは出ないように処理することもできるのだが、私たちはしなかった。
自然の中で暮らしているのだと笑って言えるのだ。
水廻り(キッチン・トイレ・洗面)の床には少し気を使う。水を飛ばすと木に型が残ってしまうからだ。私はしょうがないよと思うのだが主人はキッチンで私が水を飛ばしているのを見つけるとすぐにふき取り作業にとりかかる。
無垢材をきれいに長持ちさせるにはメンテナンスが必要なのだ。
気になる点といえば2階での物音だ。2階の床と1階の天井を38mmの杉板が兼用している。だから2階での足音や物音がすべて1階に響くのだ。普段はお互いの気配を感じられるなんて言っているが、片方が体調不良で1階で寝ている時は悲劇である。
そんな難点もあるのだが、無垢材の快適さにはかなわない。
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| 木と珪藻土 |
壁には珪藻土を塗っている。その頃はまだあまり聞かない響きだった。私たちも「珪藻土って何ですか?」という感じだった。社会問題になっていた、ホルムアルデヒド(クロスを貼る際の接着剤などから発生する)など有害物質に無縁の自然素材ということだった。他に『断熱効果・吸湿効果・消臭効果』などがあると説明されたが、その時は塗り壁の住宅って楽しそうという安易な考えで珪藻土の壁に決定した。この安易な発想が後に私たちを苦しめることになったのだが・・・
でも実際に、洗面所などで壁に水が飛び散ってもすぐに吸水し乾燥する。浴室からの湿気も吸い取ってくれ吸湿効果を存分に発揮している。
汚れもつきにくく掃除嫌いな私には最適だと言えるだろう。
ちなみにまた上から塗りなおすことも可能なので、現在全体に真っ白な壁を一部分だけ色を変えてインパクトをつけてみたいとも考えている。
その頃は塗るしかなかったのだが、技術は進化するもので今では板に珪藻土を吹き付けた壁材も開発されている。
もう少し遅かったらなーなんて思いたくもなる。
この無垢材と珪藻土のダブルの効果(よく効く宣伝文句みたいだが・・・)で快適な住居環境がつくられている。もしかしてこれが健康住宅というものではないだろうか?こんな自然素材に囲まれた家は決して安くない。どう考えても広告などで出回っている物件を買うほうが安くつく。でもこの快適な生活は病み付きになる。私たちはその中で暮らしていくのだ。
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