高橋 梨絵 Takahashi Rie
(2006年4月〜2007年4月在籍)
最優秀賞
『monotone+』(モノトーンプラス)
〜 シンプルと個人メッセージの融合〜
展開図
提案のポイント
ご夫婦の職業を意識し、
新聞の白黒(モノクロ)の表現力の強さをリビング全体に反映させました。‘ゲルニカ’を壁面に飾るため、壁全体に大理石を貼り、黒を基調とした知的な空間になっています。また5Fのご子息の寝室は、サボテンの様なワイルドなグリーンをイメージしました。また、6Fの夫婦の寝室は、曇り空をイメージし、ダークブラウンな家具、ベージュやグレーで統一したファブリックを使い、しっとりゆったりくつろげる空間にしました。
そして、仕事や学校などで忙しく全員が揃うことが難しいご家族のため、キッチンとご子息の寝室の間にラウンジスペースを設け、個々をつなぐコミュニケーションの場としています。
卒業制作担当講師
谷口 美樹子先生
より一言
コンセプトは「monotone+」(モノトーンプラス)。モノトーンをベースに家族3人の想いをプラスし、それぞれのトーンに染め、それぞれ独自の世界を作っていく。そのモノトーンの空間の核となるのが、住まい手が大きな影響を受けたピカソのゲルニカ。吹き抜けの大きな壁にゲルニカを掛けることで、空間の質は決定的なものになる。
ゲルニカに振り回されないように、彼女は夢中で自分なりの世界を構築しようとしている。そんな、生半可でない意思と熱意を感じさせる作品である。
<谷口美樹子先生のプロフィール>
大阪市立大学生活科学住居学科卒業、
(株)浦辺設計、アトリエ・トリフォイル室内建築事務所を経て、谷口建築設計室設立、一級建築士