| 「全般」: |
スクールから配布される過去問題(平成元年〜)は大変貴重でした。私の場合はこの過去問題を試験2日前までの日を逆算して合計4回程解きました。奇数年は年毎、偶数年は分野毎になっていましたので、問題を解き解答を見て確認した後、試験年と試験番号を軸に表を作成し、自分の苦手な部分を分析するのにとても役に立ちました。自分で繰り返しトライすることをお勧めします。但し、繰り返し解くと答を覚えしまうことがあるので、常に書き込みの無い新しいコピーを用意し、×の選択文のどこが×なのか?を解くという学習が重要です。分からない部分、現行法令に合わないと思われる部分はまず自分でスクールオリジナル副読本を調べました。それでも分からない場合は先生やクラスメイトに聞くといいと思います。質問する前に自分で調べると整理がつくので、その上で先生や友達の説明や考え方を聞くと、理解が深まり「感覚」を養うことが出来るようになると思います。試験には「感覚」がとても大切だと思います。問題には「最も(不)適当なものは」と聞かれます。私の意味する「感覚」とは5つの選択肢の中で「最も」を選び出す作業という意味です。 |
| 「計画」: |
前述の「感覚」を養うのが特に難しい科目だと思います。過去問題の中には、そぐわない問題も存在しますので、授業がとても大切です。また日常自分の業務に関係がない分野は特につかみにくいので、授業の中で試験には直接関係のないと思われるような内容でも予備知識として習得することで、試験直前の暗記を助けてくれる「感覚」に繋がるのではないでしょうか? |
| 「法規」: |
私は、2級建築士学科コースに続けて1級建築士学科コースを受講したおかげで法規内容の理解がより深まったと思います。初めはとにかく法令集から選択肢の内容文を検索するのがとても大変だと思います。そんなときは、自分の周りを見てみましょう。建物に囲まれた生活をしている私たちには自然と「感覚」を養う要素がたくさんあります。今自分が居る部屋の開口部、建築・避難設備、隣の建築物、敷地や前面道路…。その分疑問も増えるので法令集が身近になる機会が生まれます。そのうち法令集全体の構成が分かるようになると思います。そうすれば、検索作業も少しずつ楽しくなり、検索時間も早くなるという好循環に繋がると思います。この好循環の上で、法令集の文を理解する時間が増えるので極上の好循環になると思います。 |
| 「構造」: |
計算分野はまず基本をおさえることが必須です。私の場合、不得意分野だったので応用力は、あくまで過去問題の計算方法に頼りました。本試験の計算問題は,常に2つ以上のポイントに気付く必要があります。1つだけ見つけられても答えの算出には至りません。そこが大変なところだと思います。また計算以外の勉強では、構造分野と施工分野の共存力が必要だと思います。さらに今年度は加えて、法規の構造規定等の理解も必要でした。総合的な理解力が必要な分、暗記に頼るとボロが出るので、その辺に気をつけて勉強するとよいのではないでしょうか? |
| 「施工」: |
勉強を始めた頃はすんなりと覚えられたことが、試験が近づくと頭に入らなくなることがありました。きっと自分の希薄な暗記力に頼っていたからだと思います。先に構造で書いたように、構造・施工・法規の各分野の総合的な理解力を養うことが一番の早道で強力な選択能力になるのではないでしょうか。但し、この域にたどり着くためには一度基本的な過去問の内容を覚えることが前提となります。
繰り返し、問題選択文を全て読み×文の内容を理解することを柱に、過去問を覚えてしまう段階からは、構造・施工・法規の分野を超えて、構造種別ごとにまとめると良いのではないでしょうか? |